『月のこよみレストラン』

第11回 三鷹市星と森と絵本の家 回廊ギャラリー公募絵本原画展
『月のこよみレストラン』 柚木万由子 作
2025年4月30日〜6月30日
三鷹市 星と森と絵本の家
回廊ギャラリー展示絵本作品公募受賞作品カタログ

写真上3枚と写真左
絵本の家の方に撮っていただいた、展示の設営完了後の写真。
絵本の家の方にたくさん助けていただき感謝。

緑豊かな環境の中にある「三鷹市 星と森と絵本の家」。
4月末、展示スタート。この頃はまだ爽やかな新緑の季節。

回廊ギャラリーとは…
二つの棟を繋ぐ廊下で、玄関・受付のある棟と、大正四年に建てられた東京天文台(現・国立天文台)の旧一号官舎をつないでいます。
廊下の先は、タイムスリップしたような気持ちになります。
旧一号官舎が絵本展示室となっており、この頃は『はじまり』(2024年度企画展示)をテーマとした絵本の宇宙が広がっていました。
企画展示は毎年絵本の家の方々が全て手作りで制作されていて、それが本当に素晴らしく、あたたかみのある空間に何時間でも居座っていたくなります。

メンテナンスが行き届いた綺麗な館内。
当時から変わらないという柱が110年の時を物語っています。

竹林が印象的な星と森と絵本の家。
お庭にも手作りの遊び道具があり ほっこり。大人も子どもも遊ぶ姿をよく見ました。

5月6月と過ぎていくなか、梅雨はどこへ?という危険な暑さの夏になった2025年。
展示が終わる頃にはツタの植物(ひょうたんのような…)がぐんぐん伸びていました。

↑最終日に改めて展示風景を撮影。
絵本原画の方は世界堂の額縁コーナーさんにお願いしました。大感謝です。
額縁、マットのおかげで何万倍も見栄えがよくなり、不安でいっぱいのスタートを支えていただきました。

色々と初めての経験で、最初はとても緊張していましたが、絵本の家の皆様の笑顔に支えられました。
見に来てくださった方とお話したり、感想ノートにメッセージをいただいたり、見たよ!と後からご連絡をいただくうちに緊張はほぐれ、最後は元気に、あたたかい気持ちで終えることができました。

展示させていただいた2ヶ月間は長いようであっという間でした。
近隣の方に親しまれ、子ども達が元気に訪ねてくる様子に、絵本の家の魅力を感じました。
(昨日忘れ物しちゃって!と元気に受付カウンターにやって来たお子さん可愛かった!)
自分もそうであったように、新しく訪れる人にも懐かしさや風通しの良さを感じさせてくれる素敵な場所で貴重な経験ができた事に、心から感謝申し上げます。

絵を観たり、手作りの展示を見るとなぜだか元気をもらえます。また絵本の家へ行くのが楽しみです!
お越しくださった皆様、気にかけてくださった皆様、どうもありがとうございました。

柚木万由子(ゆきまゆこ)

2025年 冬
(展示が終わってしばらく経ってしまったが、やっとまとめることができた。
このようなページを新たに作ったので、時々更新できるよう、
活動的になりたいと思う。来年の抱負。)

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